おはようございます。
地元にある、さくら今池公園は、もともと今池と言うため池でした。
高度経済成長と共に人口が増えて田畑が住宅地になってきて、今池も埋め立てられてマンションと公園になりました。
堺市の公園を新しく作る際には、国連UN Womenが提唱し、前市長の時に堺市が日本初で取り組んできたセーフシティ・プログラムの理念が具体的に活かされています。
これは議会で私が政策提案してきたものです。😊
誰もが性暴力や暴力の被害を受けない安全安心なまちづくりを実現するのがセーフシティ・プログラムです。
いわゆる公園では、けっこう性暴力事件などの犯罪が発生しています。
ご存知の通り、米国のニューヨーク市は、かつて様々な犯罪が増加していた時、市長は、まず町をきれいに清潔にすることから取り組みました。ゴミと落書きをなくし、ビルの隙間などにある公園から死角を無くしてさらに明るくしました。
実際に国連の会議に出席した時にニューヨークの町を歩くと小さな公園の木々は高いですが、スッキリ見渡しの良い公園でした。
具体的には、公園の植栽を工夫して死角を作らず、さらに照明も犯罪が起こらないように考えて配置されています。
このさくら今池公園は、その工夫がされている堺市第一号の公園です。
ですから写真のように夜でも公園全体がよく見渡せるので、散歩やジョギングを
している市民の皆さんもたくさんおられます。
トイレも明るくて広いです。😊
堺セーフシティ・プログラムは、今はセーフシティ堺と呼んでいますが、その理念がわかるマーク表示をすることも提案しています。
万一、地震などの災害が起こった時には、防災公園、避難場所にもなる公園ですから、やはり安全安心が基本ですね。
このセーフシティ・プログラムは公園づくりだけではなく、公共の住宅や施設、道路を新しく作る時には必ず活かされることになっています。
この素晴らしい政策実践は、一昨年に国の国土強靭化会議の委員を務めた時にしっかりとモデル事業とるようご紹介しておきました。
国土交通省には、国づくりや建設の分野にジェンダーの視点が取り入れられたと喜ばれました。
明るいトイレ。^_^
とっても見渡しが良いのです!
はしる?^o^